はじめに──この記事でわかること
- ITパスポートを取得するメリット・デメリット
- 大学院生の合格率
- 1週間で合格した勉強方法
- エントリーシートでの書き方&面接での答え方
- まとめ&次のステップ
ITパスポートを取得するメリット・デメリット
私は非情報系の理系大学院生です。修士1年の10月に、1週間の集中勉強でITパスポートに合格しました!
ここでは、その実体験に基づくメリット・デメリットを紹介します。
メリット
- 就活で「ITへの関心」や「自発的な学習意欲」をアピールできる
- ビジネス視点でのITの基礎知識が身につく
- 履歴書・エントリーシートに記載でき、面接でも話題にしやすい
デメリット
- 受験料(7,500円)や参考書代がかかる
- 勉強時間(およそ20時間以上)が必要になる
- 「ITパスポートは簡単すぎる」と思われるリスクがある
ただし、私の経験では負担は大きくなく、就活時には確実にプラスに働きました。
→ おすすめです!
大学院生の合格率
直近1年間(令和6年4月~令和7年3月)の大学院生合格率は約66.9%。
全受験者平均は49.1%なので、大学院生の合格率はかなり高めです。
- 大学院生:66.9%
- 全受験者平均:49.1%(IPA公式統計より)
1週間で合格した勉強方法
「時間がないけど短期合格したい」院生向けに、私が実際に使った勉強法を紹介します。
使った教材・ツール
- 参考書:「いちばんやさしい ITパスポート 絶対合格の教科書」
- 過去問道場(無料で過去問が解けるWebサイト)
- ChatGPT(わからない問題の解説確認用)
勉強の流れ(1日2~3時間×7日)
- 参考書をざっと読む
- 過去問道場で問題演習
詳しい手順

私も通学時間や寝る前の10分など、スキマ時間を活用しました。
私はこの勉強法で、1週間でITパスポートに合格することができました。
当日の点数は以下のとおりです!

エントリーシートでの書き方&面接での答え方
私が受験したのは10月で、合格発表までにエントリーシートを提出する必要がありました。
本番の試験結果は試験終了後すぐに確認できるため、エントリーシートには次のように記載しました。
2024年10月 ITパスポート試験(合格点取得、正式合格発表待ち)
面接での回答ポイント
もちろん、すべての面接で話題に出るわけではありませんでしたが、触れられる場合は、
「なぜITパスポートを取得したのですか?」
と聞かれることが多かったです。私は以下の流れで答えていました。
- IT全般の基礎知識を身につけるためのファーストステップとして
- 自分がIT分野に本当に興味を持っているか、また適性があるかを再確認するため
→ その中で特に興味深かった分野や、面白いと感じたことを具体的に伝える
面接官の視点からすると、「なぜITと直接関係がない専攻からIT分野へ興味を持ったのか」、また「本当にその興味が本物なのか」が気になるところだと思います。
だからこそ、一つでも資格を持っていることが、IT分野への本気度を証明する良い材料になると感じました。
まとめ&次のステップ
- ITパスポートは取得の負担が小さく、就活や研究発表でのアピールにつながる資格です。
- 大学院生の合格率66.9%は高めなので、挑戦する価値大。
- 過去問演習+スキマ時間活用で1週間合格が可能。
- 次は「基本情報技術者試験」などにチャレンジしてみましょう!(基本情報の記事も書く予定です!)
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