【結論】初心者でも、技術ブログを書く意味はある。
初心者でも技術ブログを書く意味は十分にあります。
それに対する私なりの理由は、
- 初心者ならではの視点で書けるのは、今の自分だけ。
- アウトプットを意識することで、自分の大きな成長につながる。
- 自分が将来読み返したときに、役に立つ。
この記事では、私がブログ執筆に挫折しかけた経験と、今記事を書いているモチベーションについて紹介します。
ブログを続けられるか悩んでいる人の助けになれたら嬉しいです。
【経緯】技術ブログ、もうやめたくなってきた。
私は、このブログを始めて1か月ほどとなります。
その間に、記事としては7個ほどを書きました。ただ、ここ1週間ほど記事を書けていませんでした。
私程度が知っている情報なんて、すでにネットにあるから書いても意味なんかない。
IT関連だと特にその傾向が強いです。そんな気持ちから、ブログを書く意欲がなくなっていました。
ブログが多くの人に読まれることを意識しすぎていた。
そんなある日、私は、人に読まれることを意識しすぎていたと気が付きました。
ブログを始めたときに考えていた以下のようなことをすっかり忘れていたのです。
- まだ初心者だから、読まれなくて当たり前。少なくとも数か月続けてみないと結果は出ない。
- 完璧主義にならない。最初から検索順位1位の記事は書けない。
- 他の人に読まれなくても、自分の成長につなげられればいい。
それでも書く意味はある?
ここで、この記事の最初に言った3つの理由にたどり着きます。
- 初心者ならではの視点で書けるのは、今の自分だけ。
- アウトプットを意識することで、自分の大きな成長につながる。
- 将来自分で読み返したときに、役に立つ。
つまり、
「自分の学びを、ちょっと未来の自分に手紙を書くつもりで残す」
という感覚で、素直に思ったことを書くくらいが、初心者のうちはちょうどいいのかなと思います。
とはいえ、ちょっとは読んでもらうための意識も。
自分のための備忘録として書くと、ただの知識の羅列になりがちです。
単なるQ&Aだと、公式や他のサイトに書いてありますし、「ChatGPTに聞いたほうが早い」ってなってしまいます。
良くない例:
「Dockerとは、軽量な仮想環境を構築するためのコンテナ技術です。コンテナは仮想マシンと違って…」
良い例:
「最初にDockerを使ってみようとしたとき、「なんで仮想マシンじゃダメなの?」って思いました。実際に比べてみたら、~と感じました。…」
つまり、自分が体験して思ったことや気づきなどの「一次情報」を入れることが大切です。
例:なぜ調べたのか、どこが大変だったか、どうやって理解したか(図や例えなど)、どう思ったか
具体的にどうやって書く?それでも二次情報が多くなってしまうときは?
具体的に記事を書く際は、以下の流れで進めるといいと思います。
- 最初に、「自分はこういう疑問を持って調べた」という経緯を書く。
- 実例・体験談・つまずいたポイントを入れて、本文を書く。
- 最後に、「自分はこう理解した」「今後こう活かしていきたい」などの感想を書く。
それでも、一次情報(自分だけの気づきや体験)が少ないと感じることがあるかもしれません。
ただ、一次情報が全部じゃありません。
例えば、
- 「WordPressはSEO対策が楽」
- 「Cocoonテーマはスマホ対応が簡単」
これらは、世の中にすでにある情報ではあるけれど、それを“自分が体験してどう思ったか”という視点を入れてるだけで、価値が出てきます。
つまり、一次情報と二次情報の”掛け算”です。
半分以上が二次情報だったとしても、自分の体験を入れることで、読む価値がある記事になります。
【疑問】二次情報って引用は必要?
引用は 「元情報の信頼性が重要なとき」や「具体的な数値・表現を使うとき」にはあった方が良いです。ただ、 一般的な知識や自分の言葉で言い換えた内容なら、引用は必要ない場合が多いです。
1.引用した方がいいケース
・統計データやシェア率
例:「2025年5月時点で、WordPressのシェアは43.5%です」
→「出典:WPZoom(URL)」と明記すると信頼度UP
・他人の独自の解説やグラフ・用語の定義
例:「○○ブログで紹介されていた『Web制作4層構造』が参考になった」
→ どこから引用したか、簡単に示すべき
2.引用しなくていいケース
・「WordPressではSEO対策がしやすい」
・「metaタグを設定できるプラグインがある」
・「HTMLは表示が速い」
→ これは業界で広く知られている一般常識や、自分で調べて整理した話だから、引用しなくても問題なし。
最後に:初心者の今だから書けることがある
初心者の自分だからこそ書けることがあります。
今の知識が浅くても、数か月後、数年後の自分が読み返したときに価値がある記事なら、きっと他の誰かにも届きます。
まずは気負わず、自分が書きたいと感じたことを”ぼちぼち”書いていきましょう。
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